
粉雪のファンタジー
第1章 *雪との出逢い*
……俺は雪に電話をかけた……
『……雪?……
遅くにごめん。あのさ……
大事な話しがあるんだけど……
今から行っちゃ迷惑かな?……』
『……涼?……
いいよ♪
マンション解る?』
『……ああ♪……
ごめんな?遅くに……』
『……ううん……
私も涼に逢いたいもの……
待ってるね♪』
『……有難う♪……』
俺が雪のマンションに
行くのは初めてだった♪
ちょっと緊張するな……
30分ぐらいで
雪のマンションに着いた♪
ピンポーン♪
『……涼♪……
いらっしゃい。初めてね♪』
『ごめんな?こんな時間に……
早く言いたくて……』
『嬉しいわ♡
もう謝んないで。
コーヒーでいい?』
『……ああ♪……』
『……ハイ、涼♪……』
涼『……サンキュ~♪……』
『どうしたの?涼話しって?』
『……ああ♪……』
俺はさっきの話しを
全て雪に話した。
『凄いじゃない♪涼!!
おめでとう!!』
『……有難う♪……
でもまだ当選した訳じゃ無いから……』
『涼なら大丈夫よ♪』
『……ン♪ー…
で、雪にお願いが……』
『……ん?……私に?……』
『……雪を……
撮らせてくれない?……』
『……え?……私を?……』
雪の頭の上を、
沢山のハテナマークが、
飛んだ。笑
