TABOO
第3章 *恋人達の居る時間*
『……美砂ほんとにごめんね……
今日はずっと……
美砂と一緒に居るから……』
『……ホント?……
レイ……
きつく抱きしめて……』
……レイは激しいキスを……
何度も何度も美砂の唇に落とした……
……そして互いに求めあい……
また愛しあった……
……二人の気持ちはもう……
ここまで来ていた……
……夫は?……
これから先の事は?……
そんな事さえ、
考えられないくらいに……
今の美砂はレイに夢中になっていた……
……愛してる美砂……
……私も愛してる……
……幸せだった……
この上ないほど幸せだった……
……レイを好き……レイを愛してる……
離したくない……
……美砂は心の中でそっと呟いた……
ひとしきり愛しあった後時刻は、
お昼をとうに過ぎていた。
『……でもいい加減……
お腹空いたね?ww』
二人は昨日何も食べてない事に、
気がついた。そして笑った♪
『小さいけど上に喫茶店があるから、
行こうか♪』
『……そうね♪……』
『……シャワー浴びる?……』
『……レイ先にいいよ……』
『……うん……美砂一緒に入る?』
『……ダメッ!……
どうせHになって、
食事できなくなっちゃうww』
『……それもそっかww……
残念ww
じゃあ待ってて?美砂?』
『……うん♪……』