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TABOO

第1章 *初めての出逢い*




……Lineしてみようか?……
期待を持たせる事になるのか?
美沙は迷ったのち……

……お礼のLineするだけよ……

と、決心してスマホを取った。
手が振るえる……



……初めて恋をした少女のように……



『……美沙です……さっきは、
思いがけず楽しい一時を過ごせました。
どうも有難う。』

そう打つのが精一杯だった。
すぐにレイからレスが来た。

『……美沙有難う……
来るとは思わなかったから、
スゲー嬉しい。
今も美沙さんの事考えて居た。
さっき別れたばかりなのに……
もう逢いたいよ♡
美沙さんは俺の事どう思ってる?……』

……絵文字が可愛いい……

レイはたかがLineでも、
どんどん美沙の心に入って来る。
どう思ってるか?……
おそらく美沙も同じ気持ちだった……
もしかしたら、
初めて逢った時から……
惹かれていたのかも……
知れない……

『……とりあえず……
メル友からいかがでしょう♪……』

とだけ、返すのが精一杯だった。

なかなかレスが来なかった?
10分後返信が来る。

『……俺は毎日でも逢いたいけど……
じゃあ毎日していい?……』

『……いいけど……
いつも返せるか解ら無いよ?……』

『……いいよ……
旦那さんに気ずかれないように
してね?……』

『……うん……』

……こうしてレイとの……
危険な関係が始まった……

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