テキストサイズ

拘束【月詠編】

第5章 聞こえない【継続中】

百足が全て足を切り落とされたとして、致命傷にはならない。


その結果、百足は動き続ける。

研究者は、耳が聞こえると考えて、足の次は胴を切り刻み、やがて、百足は動かなくなる。










研究者は、動かなくなった百足を見て、百足は











耳が聞こえなくなった…。










とつぶやく。










オマエは考えるだろう。










耳、聞こえなくなったんと違うと。










百足が死んだと。








まぁ、これが「聞こえない」という顛末なのだが…











私の話をそんなB級な話と一緒にしてもらいたくないんだわ。











だから、この話を続ける。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ