ふたつの鼓動
第2章 1ヶ月ぶりの
「久しぶりだな はなの部屋」
わたしの部屋に入ると、有弥がスゥーっと
息を吸い込む
「はなの匂いがする。」
そう微笑んで懐かしそうにベッドに腰掛けた
「何時にきたん?」
わたしが制服のブレザーを脱いでハンガーにかけ、有弥に尋ねた
「1時間前くらいかな、はながくるまでほたと一緒に遊んどった」
そう言いながら有弥が寝転んだ
「...このベッドも、はなの匂いがする。」
そう言うと目を瞑って手を大の字に広げた
「...いい匂い」
まるで子どものようにそんなことを言いながら
目を閉じたまま枕を抱きしめた
わたしは有弥が目を閉じたままなのを確認するとすぐさまサッとブラウスを脱ぎ
私服のワンピースを上からかぶった
すると、
「...なーんだキャミ着てたんだ」
わたしの後ろからあからさまに残念そうな声をあげる者が1名。
「...変態」
わたしは後ろの変態が 残念がるのを無視して
ワンピースに袖を通して着て 制服のスカートを
ストンッと脱ぎ落とした
「そんな着替え方すんにゃ、俺の楽しみが〜...」
また変態がそんなことをグダグダぬかしていた
着替え終わり 制服を全部ハンガーにかけて
ベッドのほうを向く
「...おいではな」
優しく名前を呼びながらわたしに向かって手を伸ばす
大好きな大きな腕の中にわたしはギュッと抱きついた
「.........はな会いたかった...会いたかった」
わたしをぎゅうっと抱きしめ 髪の匂いをかぎ
頭をそっと撫でてくれる大好きな手
「...うちも......有弥」
1ヶ月ぶりのわたしの大好きな有弥。会いたくてしかたなかった。ふいに涙がこぼれた
有弥が優しく涙を拭う
その微笑みがまた涙をそそって また抱きついた
わたしたちは、お互いの存在を確かめるように抱きしめ合っていた
わたしの部屋に入ると、有弥がスゥーっと
息を吸い込む
「はなの匂いがする。」
そう微笑んで懐かしそうにベッドに腰掛けた
「何時にきたん?」
わたしが制服のブレザーを脱いでハンガーにかけ、有弥に尋ねた
「1時間前くらいかな、はながくるまでほたと一緒に遊んどった」
そう言いながら有弥が寝転んだ
「...このベッドも、はなの匂いがする。」
そう言うと目を瞑って手を大の字に広げた
「...いい匂い」
まるで子どものようにそんなことを言いながら
目を閉じたまま枕を抱きしめた
わたしは有弥が目を閉じたままなのを確認するとすぐさまサッとブラウスを脱ぎ
私服のワンピースを上からかぶった
すると、
「...なーんだキャミ着てたんだ」
わたしの後ろからあからさまに残念そうな声をあげる者が1名。
「...変態」
わたしは後ろの変態が 残念がるのを無視して
ワンピースに袖を通して着て 制服のスカートを
ストンッと脱ぎ落とした
「そんな着替え方すんにゃ、俺の楽しみが〜...」
また変態がそんなことをグダグダぬかしていた
着替え終わり 制服を全部ハンガーにかけて
ベッドのほうを向く
「...おいではな」
優しく名前を呼びながらわたしに向かって手を伸ばす
大好きな大きな腕の中にわたしはギュッと抱きついた
「.........はな会いたかった...会いたかった」
わたしをぎゅうっと抱きしめ 髪の匂いをかぎ
頭をそっと撫でてくれる大好きな手
「...うちも......有弥」
1ヶ月ぶりのわたしの大好きな有弥。会いたくてしかたなかった。ふいに涙がこぼれた
有弥が優しく涙を拭う
その微笑みがまた涙をそそって また抱きついた
わたしたちは、お互いの存在を確かめるように抱きしめ合っていた