テキストサイズ

校えっち(校閲)ガール

第12章 夜行バスの校閲

━━━━━ユカリの頭の中はエッチモード。
サトシを注意してしまった自分を悔いた。
(あの流れに逆らわず身を委ねてしまえば
今頃は……)
考えれば考えるほど身体が疼くユカリ。
ユカリは遠距離恋愛をしているエイジに
会いに行く為に、この夜行バスを
利用していた。
(バカね。エイジというカレシが居ながら)
そう自分に言い聞かせながらも
隣で再び寝息を立てる男が気になる。
その一方でサトシは狸寝入りをしていた。
乳首に触れてしまった指先の感触が
サトシの睡眠を妨げていた。
(もう少し我慢すればマドカとエッチだ。
我慢、我慢)
しかし想いとは裏腹にサトシの下半身は
反応していた。
サトシは隣に座るユカリの様子を窺う。
ユカリはサトシに背を向け座席を倒していた。
欲情を抑えきれないサトシは
イヤホンを耳に装着すると
スマホでアダルト動画を視聴した。



「……」

悠人は私に背を向け
アダルト動画を視聴している。

なんか嫌だな。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ