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校えっち(校閲)ガール

第5章 観覧車の校閲

━━━━━カナミはナオキの隣ではなく
あえて正面に座る。
観覧車が地上から上昇していくと
カナミは立ち上がり『あッ……』と声を発し
よろけるようにしてナオキの頭上の
窓ガラスに両手をついた。
ナオキの視線は正面に立ちはだかる
カナミによって塞がれた。
『カナミ大丈夫か?』
ナオキの問い掛けにカナミは返事も
動くこともせずただ顔を赤くするだけだった。
(もしかして……誘われてる……まさか……)
ナオキはワンピースの上から
太腿を撫でながら裾をめくる。
カナミは抵抗せず黙って窓ガラスに
両手をつく状態が続いた。



私も悠人の頭上に両手をつく。

悠人の手によって
ワンピースの裾がめくられる。

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