兄達に抱かれる夜
第4章 翔太兄様もなの?
びくびくとあそこの中で大きくなって震え続けている。
「ああっ……兄様…………!」
びくびく生き物みたいに、蠢いて震える肉棒に感じてしまう。
それなのに、翔太兄様の出し入れする動きは止まらない。
あたしのあそこからは、翔太兄様の体液がトロリと漏れて、ぐちょぐちょと、淫らな音が聞こえるのに、翔太兄様の肉棒がゆっくりギリギリのとこまで引いて、また戻って奥を貫かれる。
「んあっ……兄様……っ、もう……っ」
ずちゃっ、ずちゃっ、ずちゃっ、
あそこから、翔太兄様の体液が、跳ねているような音がする。
「何度でも、出せる……っ」
「そ……んなっ……ああっ〜〜〜〜!」
あたしのあそこの中の、翔太兄様の肉棒が確かに小さくなった筈なのに、また、凶器のような堅さを取り戻したのが、分かった。
信じられないような快感が全身を支配して、仰け反り震えて、悲鳴のような喘ぎ声を上げ続けてしまう。
雨音が激しくなり、風が強くなったのか、窓に庭園の木の葉がぶつかる音がする。
遠くで雷が堕ちたような、地を揺らす音がして、大地が震えた。
広い客室、畳の上に布団だけの部屋で、翔太兄様と二人っきり、使用人は出て行ってしまったせいか、時間の感覚が分からない。
布団の上で夢中になって、絡み合うあたし達。
人が変わったような、翔太兄様に乱され続けてしまう。
獣のようにあたしの体を蹂躙して、何度も体位が変わる。
布団の上にぐったりと、うつ伏せになるあたしの体。
後ろから腰を持ち上げられて、挿入されて、鋭い角度で深く出し入れされてる。
ズンッ、ズンッ、ズンッ
パンッ、パンッ、パンッ
あたしのあそこの中で翔太兄様の肉棒が深く入っていく音と、粘膜が擦れる音、肌と肌がぶつかる音が部屋に響く。
「んあっ……!お願い……っ!兄様っ、もうっ……!だめっ〜〜〜〜〜!」
びくん、びくん、びくん、快感で体が跳ねてしまい、痙攣のように震えて頭の中が真っ白になる。
絶頂を迎える感覚、もう、何度目かも、分からない。
後ろからギュッと抱きしめられた。
「恵麻……愛している……」
掠れたような切ない声は、とても小声だった。