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快楽天国

第1章 コスプレ撮影会


「モデルって言われても、私そんな経験無いし..」

「い、いや!大丈夫!普段僕達が撮っているモデルさんも素人さんばっかりだから...」

僕達ってことは後藤君意外にも何人かカメラマンは居るのだろう。撮影会っていうくらいだもんね..


「いや、それにほら、私チビだしスタイル良くないし...」

「とんでもない!!吉岡さんは僕が探していた素晴らしい被写体だよ!!」


声を大にして否定した後藤君。
こんなに大きな声を聞いたのは初めてだ。
素晴らしい被写体と面と向かって言われるとなんだか照れてしまう。

それでもモデルなんて...


「報酬は、カメラマン1人につき2万円で、衣装を変える事に1万円追加されるよ...」

参加するカメラマンは今の所予定して5人はいるかな...
そう呟く後藤君の言葉を聞き逃さなかった。
つまりざっと10万は稼げるってこと!?
そういうもんなの!?モデルって!?


「ご、後藤君...私でいいなら、そのモデル、引き受けてもいいかな」

「ほ、ほ、本当に!?嬉しいよ!!早速なんだけど、明日のお昼頃から撮影会大丈夫かな..っ」

「全然大丈夫!」




こうして、私の人生初バイトは決まったのであった。

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