快楽天国
第1章 コスプレ撮影会
「麻友ちゃん、もうちょっと体を傾けて~」
「目線はこっちで〜」
「そうそう、いい感じです!」
撮影ブースに通されて指示通りポーズを決める
照明や見たことのない機械が周りにあってカメラマンさん達はプロではないらしいけど写真に対する本気度が伝わってくる。
パシャ、パシャとフラッシュが飛び交いなんだか緊張する。
「麻友さん、緊張してるのかな?その顔も可愛いよ~...」
「ふふっ」
「あ、いい笑顔です!」
カメラマンさん達もオタクっぽいけど悪い人たちじゃ無さそうで 緊張を解そうとしてくれる。
撮影開始して30分経つ頃にはポーズを取ることにも、笑顔を作ることにも慣れていた。
「はい!一旦休憩です~。吉岡さん、次の衣装に着替えようか..、と、とてもいい感じだったよ..」
30分はあっという間で
それでも色々なポーズを取るのは思ったより疲れる。後藤君にお茶を渡されゴクゴクと飲み干した。
「ありがとう、皆が喜んでもらって良かった」
「よ、吉岡さんはモデルの才能あるよ..あ、これ次の衣装..」
「み、水着?」
手渡されたのは白いビキニだった。
衣装というよりも、突然グラビアになって戸惑いを隠せない。
「ゲームでリリカちゃんが着ていた水着なんだ...きっと吉岡さんが着ると似合うと思う...」
「わ、わかった...」
まぁ撮影モデルっていうんだから水着くらいは覚悟していた。
カーテンを閉めて着ていた巫女服を脱ぐ。
ブラジャーとショーツを脱いで水着に腕を通す。
「あれ、なんだかサイズが、キツイかな...」
布の面積が少な目で肌に布がくい込む
上も下も何だか際どい。
アンダーヘアが見えてしまいそうでお尻も少しはみ出してしまってる。
「サイズ間違えたのかな..さっきの下着はぴったりだったのに」
鏡に映った自分の姿はなんだかえっちで恥ずかしくなってしまった。
「ご、後藤君..これ、サイズあってる..?」
恐る恐るカーテンを開けると待ってましたという表情で後藤君が振り返った
「す、すごい..吉岡さん、ぴったりだよ..この水着のフィット感..」
どうやらサイズは間違っていないらしい。
巫女服と違って布の面積も少なくこんなに肌を露出するのは恥ずかしい...
「ほら、もう撮影の準備できているから..」