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愛してるのに,愛せない(続)

第3章 アシタノヒカリ

((実彩子side))







今日もいつものように真司郎を迎えに来ていた




1つ違う点といえば,千晃がいないこと




與「おはようさん!」

秀「うっす」

宇「おはよ〜」

與「やっぱりちあちゃん今日は来れないんかな…」

宇「昨日はだっちゃんが家に泊めるって言ってたけど…どうかな…」

秀「さすがに厳しいんじゃないか…?」

與「じゃあ今日も千晃食堂やってないんか〜はちみつレモン食べたかったな〜」





なんて話をしているうちに,いつも待ち合わせしている駄菓子屋が近くに見えてきた





突然,秀太が立ち止まる




秀「な,なあ…」

與「どうかしたん?」

秀「いつもあそこにいるのって3人…だよな…」

宇「うんw どうしたのいきなりw」

秀「よく見て……」

與「いつも通りちゃう?目悪いからわからへん〜」



秀太に言われた通り駄菓子屋の前を見ると,そこにはにっしー,だっちゃん,直也くん。そして千晃の姿があった




宇「ちあきー!?!?!?!?!?!?!」




思わず大声を上げてしまった





千晃の耳にも声が聞こえたのか,びくっと肩を震わせると恐る恐るこちらを向いた






そこにはいつも通りの千晃の姿があった

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