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愛してるのに,愛せない(続)

第3章 アシタノヒカリ

((浦田side))





宇「ねえ…千晃ほんとに離れるつもりなのかな…」


西「なんでだよ………」


浦「いや,まだわかんない」


秀「でも千晃の口からあれだけの言葉が出るってことはやっぱり…」


與「千晃は嘘つかへんもんな」






遥先輩たちが嫌がらせをした原因は自分にあった


自分がみんなと一緒にいるせいで,みんなのことを傷つけてしまった


千晃なはきっとそう思ったのだろう


だから千晃なりに考えて''みんなを傷つけないための道''を選んだのだろう






((どこまでお人好しなんだよ…))








宇「千晃…自分勝手すぎるよ…バラバラにならないようにってキーホルダー作ってくれたのに…」


秀「たしかに勝手に関係壊されたな。言われてみれば腹が立つかもしれない」







午後の授業でも千晃は,話すどころか目も合わせずに俺らのことを避けていた



まるで人が変わったようだった

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