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((千晃side))





しばらくして,突然家のインターホンが鳴った






あまりの寂しさで誰でもいいから話したかったため,誰だか確認もせずにドアを開けてしまった






開けた先には,もう関係を持たないはずの6人がいた






本当は来てくれて嬉しかったし,たくさん話したかった






でも,もう私たちは「友達」ではない




千「こ…ないで…よ…」


浦「わりぃ。今回はそーゆーわけにはいかないんだな。」





そういうと6人は勝手に家に上がってきた






しぶしぶお茶を出し,みんなとは少し離れた場所に座った






6人は全員,私をまっすぐに見つめてくる




それに対し私は,みんなと目を合わせることができずにいた





7人の間に長い沈黙が流れる







日「この前の約束…覚えてる？」







話を切り出したのはだっちゃんだった




優しくて温かい声はいつもと変わらなかったが、とても真剣な目だった






だっちゃんからのシンプルで唐突な質問にゆっくりと答えていたとき






突然宇野ちゃんが立ち上がり声を荒げた





宇「いい加減にしてよ！！！」





その言葉は私の胸にひどく突き刺さった




宇野ちゃんに怒られて,自然と涙がこぼれた





でもこの涙は悲しみや反省の涙ではなく






反抗的な涙だった






((みんなに笑っていてほしくて選んだ道なのに…))






でもそれを自ら言える訳もなく,ただただ泣くことしかできずにいた




宇「泣くくらいなら最初からあんなこと言わないでよ…」



宇野ちゃんは鋭い目つきで私を睨みつけてくる






宇野ちゃんはきっと正しいことを言っている






でも,頭でわかっていても気持ちが追いつかず、一方的に言われた悔しさが込み上げる




そんな私の気持ちを代弁するかのように



與「千晃…言いたいことあるやろ？我慢しなくてええねんで。正直に言えるのは今しかないで。」



真ちゃんは優しく問いかけてくれた