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大型犬との夏波乱

第2章 ~射手座島旅行~

◇射手座旅館1階・食堂◇

-小太郎視点-

「旅館の料理、すっかり気に入っちゃったよ」

「俺もっす」

大喜君と2時間、カラオケを楽しんでから食堂で晩飯を食べる僕達。

「このあと、ゲーセンでもいろいろ楽しむよ」

「はい」

◇射手座旅館1階・ゲームセンター◇

「大喜君、シューティングゲーム上手いね」

「シューティング好きなんですよ
小太郎さんは、クレーンゲーム上手っすよ」

ゲーセンに来た僕達は、いろんなゲームをして楽しんでいる。

「小太郎さん、次は格ゲーやりましょう!」

「うん!」

大喜君、嬉しそうで良かった。

もっと、いっぱい楽しんでほしい。

◇射手座旅館2階・202号室◇

「疲れた…。」

「小太郎さ~ん!」

ベッドの上で寝転がる僕に、大喜君はダイブして乗っかってくる。

「うぐっ」

「浴衣姿の小太郎さん♪」

嬉しそうに、僕の頬をスリスリする大喜君。

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