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大型犬との夏波乱

第2章 ~射手座島旅行~

「小太郎さん!
そんなに恥ずかしがらなくても、俺のテクニックでお尻だけでイケる身体に開発されただけですよ!」

「……ッ!!///」

顔を覗かせた小太郎さんは、恥ずかしそうにしながら俺を睨む。

「……大喜君なんて嫌いだ…。」

「えぇ~!
ちょっと、小太郎さんすみません!
お願いです、許して下さい!」

結局、数分間謝り続けてようやく、小太郎さんに許してもらえた。

◇射手座島・道中◇

-小太郎視点-

翌日、朝飯を食べた僕と大喜君は外を散歩する事に。

「昼は、海辺周辺を見て回ろうよ」

「はい」

射手座島は、船から見たら狭く感じたけど、こうして歩き回っていると実際には広かった。

「やあ、きみ達!」

「あ、昨日の」

道中、昨日の船の中で酔っていた僕に、酔い止めをくれた人が向こうから歩いて来た。

「あのあと、酔いの方は大丈夫だった?」

「はい、ありがとうございます」

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