大型犬との夏波乱
第3章 ~大喜の元親友だった青年~
-大喜視点-
「いらっしゃいませ~!」
「1名です」
「ッ!?」
聞き覚えのある声に、俺はバッと後ろを振り向く。
「アイツ…。」
「大喜君……あっ」
小太郎さんも、アイツの方を見る。
他のスタッフに、俺達が座ってる席の斜め後ろの席に案内される元親友だったアイツ。
「カレーライスとコーヒーで」
「かしこまりました」
スタッフが厨房へ行くと、奴は俺達の視線に気付く。
「大喜じゃん
射手座島の時も思ったけど、まさか再会するとはな」
「……小太郎さん、行きましょう」
「冷たいなぁ
俺達、親友だったじゃん」
席を立つ俺に対して、奴は平然と言う。
「あと、俺の借金どうなった?
射手座島で、一緒に居た連れのとこにずっと隠れてたんだわ」
「借金は、同居人のこの人が代わりに返済してくれた」
「そうなんだ」
奴は、小太郎さんの方を見る。
「小太郎さん、行きましょう」
「いらっしゃいませ~!」
「1名です」
「ッ!?」
聞き覚えのある声に、俺はバッと後ろを振り向く。
「アイツ…。」
「大喜君……あっ」
小太郎さんも、アイツの方を見る。
他のスタッフに、俺達が座ってる席の斜め後ろの席に案内される元親友だったアイツ。
「カレーライスとコーヒーで」
「かしこまりました」
スタッフが厨房へ行くと、奴は俺達の視線に気付く。
「大喜じゃん
射手座島の時も思ったけど、まさか再会するとはな」
「……小太郎さん、行きましょう」
「冷たいなぁ
俺達、親友だったじゃん」
席を立つ俺に対して、奴は平然と言う。
「あと、俺の借金どうなった?
射手座島で、一緒に居た連れのとこにずっと隠れてたんだわ」
「借金は、同居人のこの人が代わりに返済してくれた」
「そうなんだ」
奴は、小太郎さんの方を見る。
「小太郎さん、行きましょう」