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大型犬との夏波乱

第4章 ~文彦の魔の手~

僕は、大喜君の唇にキスをする。

「大喜君が元気なかったら、僕まで元気出なくなるから元気出して♪」

「はい、わかりました!」

しかし、この時の僕と大喜君は知る由もなかった。

翌日から、文彦の僕と大喜君への嫌がらせが始まる事に…。

◇梅田喫茶店・店内◇

ー大喜視点ー

「いらっしゃいませ~!」

翌日の昼過ぎ。

いつものように、仕事を一生懸命に頑張っている。

「すみませーん!」

「はい!」

「サンドイッチとコーヒーのセット1つで」

「かしこまりました」

厨房前へ行き、客が注文したオーダーを言った。

「いらっしゃいませ~!」

「フッ」

「……。」

「アイツ…。」

文彦と成人男性1人が入店する。

「大喜さん
俺行くんで、カウンター席の客のオーダーお願いします」

「わりぃ、朝陽」

朝陽は、文彦と連れの男性を空いてる席へ案内する。

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