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第6章 Valentine's day



「あかあし!んまい!」

値段を知らないがためにばくばく食べているのだと思うが、多分一粒500円とかは余裕ですると言うかモノによっては普通にこえてくるやつだ…でも嬉そうよかったありがとう月島。と思いつつその光景を肴に酒を飲んでいた

「よかったです」

「今日、バレンタインだからなんか女の人がいっぱい来ててなんかチョコ貰ったんだけどさぁ」

突然そんなことを言われ、椅子が動くほどに驚いた

「それでさ、近くにいた影山になんでバレンタインはチョコなんだっつって聞いたら知らないッス(モノマネ)って言われてさぁ…そんでさ、それを聞いてた(声がでかいから聞こえただけ)及川がさ、チョコレートはね媚薬なんだよっ☆(モノマネ)って。だからさ、俺は今日セックスしたい。」

「俺はチョコレートを摂取してません」

「??」

「どうしたんですか?」

「チョコくれたから誘ってるのかと思った…」

鳩が豆鉄砲を食らったような顔でそんなことを木兎に言われた赤葦は同じく豆鉄砲を食らった。

「…あ、いや、あー…そうですね。…ちょっとお風呂入ってきます」

「え??」

一気に酔いの覚めた赤葦は自分ののぼせ上がった頭を冷やすため、とりあえず風呂で一人になった

真っ裸で扉を背にして佇む

しかし今は2月。寒くて仕方がない

取り合えず暖かいシャワーを浴び、頭を洗ってみた


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