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はっぴぃえんど⁈

第8章 story8 あいのしれん② O×N

*Nside*

慌てて起き上がり、バスルームへ向かおうとする智にぎゅっとしがみ付く。

「もうちょっと、このままでいたい…」

智「えっ、でも…早く掻き出さないと、後で辛くなっちゃうって聞いたから、お風呂いこっ」

もう少し甘い時間を過ごしたかったけど、お姫様抱っこで連れて行こうとする智を、これ以上無理させないように寝かせて、バスルームに向かった。


シャワーを浴びて戻ってくると、智はスースーと寝息を立てて眠っていた。

やっとひとつになれたね…。
ここまでくるのに、色々あったけど、俺たちには必要な時間だったと思うことにする。

起こさないように気を付けながら、前髪をかき分け、おでこにチュッとキスをする。
目は覚めていないけど、ふにゃっと笑った智がとっても愛しくて、それだけで泣けてきた。
俺っていつからこんなに涙脆くなったんだろう…。

「ずっと側にいてね…」

そっと智の横に潜り込み顔を埋める。
幸せの温もりを心と体をで感じながら、俺も眠りについた。

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