
はっぴぃえんど⁈
第19章 story19 あいことば O×N×A
*Nside*
智とエッチをして、泊まらないで帰ったことなんて、ほとんどない。
でも、今日は帰らなくてはいけない理由がある。「明日早いから」と言っても、予想通りの返事が返ってきた。
智「そんなの、これまでだってあっただろ。エッチしなくてもいいから、泊まっていけよ」
「でも、いっしょにいたら、絶対シたくなるでしょ?それにエッチは3人でって決めたの智でしょ」
そう言うと、言い返せなくなったのか、黙ったまま、捨てられた仔犬のような目で俺を見つめてきた。
ああ、良心が痛むけどしょうがない。俺だって一緒に居たいけど、これも智の為だから。
「さと…、忙しくてごめんね。明日早く終わったら連絡するから」
智「和…、和が大変な時って知ってるのに、ワガママ言ってごめんな」
「ううん。さとには充分支えてもらってるから。今日は本当にごめんなさい。じゃあ、明日ね」
智「…気をつけて帰れよ」
靴を履こうとすると、智に後ろから抱きしめられた。
「これじゃ、帰れないよ」
智「明日も、頑張れるおまじない」
「ふふっ、ありがとう。じゃあ、そろそろ行くね」
さっきのような悲しい目ではないけれど、寂しそうな智に手を振り、玄関を出ると、急いでタクシーを拾って目的地に向かった。
智とエッチをして、泊まらないで帰ったことなんて、ほとんどない。
でも、今日は帰らなくてはいけない理由がある。「明日早いから」と言っても、予想通りの返事が返ってきた。
智「そんなの、これまでだってあっただろ。エッチしなくてもいいから、泊まっていけよ」
「でも、いっしょにいたら、絶対シたくなるでしょ?それにエッチは3人でって決めたの智でしょ」
そう言うと、言い返せなくなったのか、黙ったまま、捨てられた仔犬のような目で俺を見つめてきた。
ああ、良心が痛むけどしょうがない。俺だって一緒に居たいけど、これも智の為だから。
「さと…、忙しくてごめんね。明日早く終わったら連絡するから」
智「和…、和が大変な時って知ってるのに、ワガママ言ってごめんな」
「ううん。さとには充分支えてもらってるから。今日は本当にごめんなさい。じゃあ、明日ね」
智「…気をつけて帰れよ」
靴を履こうとすると、智に後ろから抱きしめられた。
「これじゃ、帰れないよ」
智「明日も、頑張れるおまじない」
「ふふっ、ありがとう。じゃあ、そろそろ行くね」
さっきのような悲しい目ではないけれど、寂しそうな智に手を振り、玄関を出ると、急いでタクシーを拾って目的地に向かった。
