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はっぴぃえんど⁈

第20章 story20 めりー☆くりすます

*Mside*

「えっ?もう一回言って?」

顔をあげた翔は、少し恥ずかしそうに俺を見つめた。

翔「だから、何で俺には使わないの?」

えっ?何?どういう事?
俺には使わないのって、媚薬の事?

「それって、使っていいって事?」

翔「えっ…あっ、そういう訳ではないけど」

「じゃあ、どういうこと?」

翔「…乱れる俺をみたくないのかなって思って…って、俺何言ってんだろ。もう、今言ったことは忘れて!おやすみ」

真っ赤になった翔は、布団をバサっと被ってしまった。
被った布団をバサっとまくり、翔を引っ張り出す。

「ねえ、聞いて。乱れる翔をみたいに決まってるじゃん。でもね…」

翔「でも?」

「媚薬なんか使わなくても、翔はいつも可愛く乱れてくれるから」

翔「それはそれでなんか恥ずかしいけど、ホント?」

「うん、ホント。それで、いつも翔は俺を虜にするんだ。試してみる?」

翔を抑え込み、ぷるんとした唇を味わうようにキスをすると、翔から熱い吐息が漏れる。潤んだ瞳は、もう次の刺激を求めているのに、「禁止令出てるでしょ」と、翔の口からは反対の言葉が出てきて、クスッと笑ってしまった。


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