
はっぴぃえんど⁈
第26章 story26 すぷりんぐ☆ふらわー
湯船に浸かっていると、片付けが終わった雅紀がやってきた。
和「片付けありがとう。雅紀も洗ってあげる」
雅「俺も和のこと洗ってあげる!」
二人が泡だらけになっていくのを見ているだけで、なんか萌える。エッチなことをしているわけでないのに、想像力を掻き立てられ、色々と妄想してしまったのは、内緒にしておこう。
ちょっと狭いけど湯船に3人で入り、浴槽のふちに顔を乗せた。
体も心もあったまるバスタイムは、大好きな時間の1つ。
のぼせそうになって急いであがり、喉を潤しながら、明日の予定を確認する。
和「明日は五人での収録だから、一緒に出かけられますね。でも終わったら、打ち合わせが入ってるから、ちょっと遅くなります」
雅「収録後、俺は雑誌の取材がはいってる」
「俺はそれで終わりだから、明日は俺がうまいもの作っておくよ」
和・雅「よろしくお願いします!」」
「任せとけ!」
明日のメニューはどうしようか考えながら、寝室に向かう。
俺を真ん中に、右側が雅紀、左側に和。二人を腕枕して、最近の定位置に収まると、不思議と安心して直ぐに眠気がやってきた。
「「「おやすみなさい」」」
二人からは、直ぐに寝息が聞こえてきた。
寝顔を見ながら、大切な人と過ごす幸せを噛みしめる。
一緒にご飯を食べて、お風呂に入って、温もりを感じて眠りにつく…。
何気ない日常の小さな幸せ。
〜えんど〜
