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はっぴぃえんど⁈

第26章 story26 すぷりんぐ☆ふらわー


う〜ん。分かったような、分からないような…。

デコピンされたおでこを抑えながら、潤の顔をじーっと見つめる。

潤「まだ分からないって顔してる。そういうところ、無垢だよね。じゃあ、俺を愛してるからこその悩みだと思って我慢しな」

「一生、悩みそう…」

潤「ははははっ。それじゃ、体に深い愛を刻んであげる」

潤が俺を抱きしめて、腰をおしつけてくる。

「えっ、どうしてそうなるの?」

潤「あっ、今の俺、自分の事しか考えてない奴かも。翔〜〜、重い愛でも受け止めて」

イヤ〜と口に出しながらも、素直に潤を受け入れる俺。

そんなの全然重い愛じゃないよ。いつだって、潤に愛されたいって思ってるんだもん。



……あっ、そうか。そういうことか…。

「潤!分かったよ!重くても、軽くても、深くても、浅くても…、潤への愛は変わらないし、自分勝手だろうがなんだろうが、潤だから愛してる…」

だから、悩んでも仕方がないこと。

潤「ありがと。俺も愛してるよ」

チュッとキスされ、そのままソファーに押し倒される。

これからも、潤を好きすぎて悩むことはあるだろう。
そのたび、深い愛を刻んで貰い、俺も潤に刻んでお互いを満たしていく。
それが俺たちの愛の形…。

〜えんど〜



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