テキストサイズ

Baby love

第1章 まさかの関係?




M side



信じられない!!
何考えてんだあの変態!!



リビングに戻り、服を着てミネラルウォーターを一気に飲む。
コーヒーを飲みたいが、ここにはコーヒーメーカーすら無い。



M「クソっ・・・」



俺とヤッたと勘違いするなんて、まだ酔ってんのか?
いや、酔ってたとしてもあり得ないだろうが。



S「潤〜・・・」



ひょこっとリビングのドアから翔くんが気まずそうに入ってきた。



あんたの家なんだからもっと堂々と入って来いよ。
てかまだ服着てねーのかよ。



SM「「・・・・・・・・」」



何だこの空気は。



S「あれ・・・部屋がまたキレイになってる。」



部屋をキョロキョロして翔くんが呟く。



M「ホントに覚えてねーのかよ・・・」



S「う・・・すまん、途中から何も・・・」



M「どこまで覚えてんの?」



顔を赤くした翔くんがポソっと呟く。



S「お前とじゃれてて・・・俺がお前を押し倒したらへんまでは・・・」



押し倒したって表現がもうアウトだろ。



M「・・・あっそ。」



S「あの、ホントに俺ら何も・・・」



M「ある訳ないだろ!!男同士だっての!!」



S「ああ、うん、そうなんだけど・・・」



俯いてポリポリと頭をかく翔くんにイラっとする。
過去にもこういう事がちょくちょくあるから、俺とも可能性があるって事か?




ストーリーメニュー

TOPTOPへ