
Baby love
第10章 キスの続き。
M side
M「悪かったよ。笑」
指輪なんか貰わなくたって、カズと相葉ちゃんはいつだってラブラブなのにな。
翔くんと俺ってどんなカップルになるんだろう。
M「カズはさ、何で相葉ちゃんを受け入れられたんだ?
始めは嫌がってただろ?」
2人が付き合い始めたころ、カズは自分が女役になる事にかなり葛藤があったのを覚えている。
真っ赤な顔で相談を受けたんだっけ。
まさか同じように俺が相談する事になるとは思ってなかったけど・・・
人生分からないものだ。
N「んー・・・相葉さん、カッコ良いんだもん。」
M「・・・ふーん?」
N「潤くんも分かるって。
キスしてたら、抱きたいのか抱かれたいのかさ。」
そういうもんなのかな。
じゃあ、今日のキスで決まるのか・・・
N「たぶん、翔さんは完全に自分が抱くつもりでいるだろうけど。笑」
M「うーん・・・」
N「やっぱ、潤くんも抱きたい?」
M「うーん・・・」
N「悩むんだ?」
正直、分からない。
だって今は両想いになったって感動だけで胸がいっぱいで・・・
M「・・・翔くんが、俺を抱きたいって言うなら、考えても良いかも・・・って感じ?」
N「潤くんてば、ホント翔さんに甘いなぁ。笑」
クスクスと笑いながら、ポケットから何か取り出したカズ。
N「コレ、あげる♡」
M「なに?」
ポンと手に乗せられたのは、小さめの、可愛いボトル。
これって・・・
N「どっちに使ったのか教えてね♡」
M「なっ・・・・・、」
何でこんなもん持ち歩いてんだよ?!
