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Baby love

第11章 恋人自慢大会の悲劇。



M side



S「ゴメン・・・!!」



M「なんで、翔くんが泣きそうになってんの。」



逆だろ。泣きたいのはコッチだ。



S「ほんとゴメン、悪ふざけが過ぎた。
何発でも殴って良いよ。」



M「・・・恋人殴る趣味なんかねーよ。」



そっと体を離して俺を見つめる翔くんは、悔しいけどすごくカッコ良くて・・・
もっと怒ってやりたいのに、言葉が出てこなくなってしまった。



S「俺は潤のが可愛いよ。」



M「・・・」



S「ニノもそりゃ可愛いけどさ、
俺の潤には敵わない・・・お前が1番だよ。」



とびきりの甘い声で囁かれて、ユックリと唇を塞がれる。



あーあ、もう・・・



お前が1番、なんて安いセリフで機嫌が直ってしまうなんて。
俺って簡単な奴なんだな・・・



惚れた弱味ってやつ?



でも、ムカつくから・・・



M「キスは、相葉ちゃんのが上手いね。」



S「はぁ?!」



M「ふふ・・・」



目を見開いてショックを受けている翔くんがおかしい。
ほんっとバカ。



M「・・・冗談。」



S「なんだよもう〜!!」



ま、キスが気持ち良かったのはホントだけど。
黙っててあげるよ。




S「なぁ、潤・・・」



イチャイチャモードで名前を呼ばれるのがすごく好きだ。
翔くんのセクシーな声が俺の耳を擽る。



もっとキスしたい・・・



M「翔くん・・・」



そっと目を閉じた瞬間。




N「ぁあんっ!!まーくんっ・・・」



SM「「・・・!!」」






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