
Baby love
第11章 恋人自慢大会の悲劇。
M side
カズの声に固まる俺ら。
恐る恐る振り返ると、カズと相葉ちゃんがかなりヤバイ状態になっていた。
え、待って待って。
俺らが居るの忘れてる?
N「やんっ・・・焦らさないで・・・?
お願い・・・まーくぅん・・・」
待て待て待て待て待て!!
A「はぁ・・・にのっ・・・」
相葉ちゃんの手がカズのズボンの中に滑り込むのを見て、いよいよ焦る。
N「あんっ!もう俺ヌルヌルなの・・・
先っぽグリグリしてぇ♡」
S「ぶっ・・・!!」
これはダメだ・・・!!
もうこの2人絶対止まらない!!
てか翔くん鼻血出すなよ?!
N「ああっ・・・気持ち良いっ!!」
うわ・・・
相葉ちゃんの影になって良く見えないけど、きっと今カズは扱かれてるんだ・・・
カズの甘い喘ぎ声と、相葉ちゃんの熱い息遣いに俺まで変な気分になってくる。
ヤバイヤバイヤバイ。
M「翔くん、もう帰ろ・・・」
このままでは2人のセックスを見物する事になってしまう。
それは色々ムリだ!!
M「ねぇ、翔く、」
S「潤っ、」
M「え?あっ、ちょっと!!」
ギュッと抱きつかれて首筋に舌を這わせられて、またパニックになる。
M「待って!こんなとこで何やってんだよ!」
すぐそこにカズと相葉ちゃんが・・・!!
S「俺らもシよう?」
M「はぁ?!」
何言ってんだ翔くん!!
シようってナニを?!
俺そんな準備なにも・・・!!
S「潤・・・可愛い・・・」
エッロい顔で俺を見つめて、翔くんの右手が俺のお尻を撫で上げた。
マジ・・・?!
M「何すんだよ!!」
S「ぐっ・・・?!」
焦った俺は、とっさに翔くんの胸ぐらを掴んで頭突きをしていた。
鈍い音と共に翔くんがふらりと倒れこむ。
