Baby love
第2章 問題のありすぎる2人。
N side
S「あれは・・・状況が状況だっただけに、混乱したと言うか・・・」
M「だからって、すぐセックスに結び付くか?!
普段からヤりまくってるからそんな発想になるんだろ!」
真っ赤になった相葉さんが顔を覆う。
気持ちは分かる。
聞いてて全身がむず痒くなるほどの立派な痴話喧嘩だ!!
S「だから違うって!!
だいたいお前がシャワーなんか浴びてるからリアルっぽくなったんだろが!!」
M「はぁ?!」
S「上半身裸でセクシーに現れやがって・・・
パンツ一丁で待ってた俺の心情を考えろ!!」
M「知るか!!朝っぱらから興奮してる変態の心情なんかわかんねーよ!」
S「あれは朝だから仕方ねーだろ!!」
M「あんなMAXで勃つか!!」
もうナニに驚いて良いのか分からない。
強いて言えばこれが付き合ってない2人の会話だという事が1番の驚きか。
S「ハクシュンっ・・・」
ズルっと鼻をすする翔さんを見て、険しい表情になる潤くん。
M「・・・パンツで寝るから風邪引くんだろ!」
S「そういや、お前はどこで寝たんだ?」
途端に固まった潤くん。
みるみるうちに真っ赤になって翔さんから顔を逸らす。
コッチには丸見えだけど。
M「風邪 、悪化させんなよ!!」
潤くんが常備している漢方薬を、翔さんに放り投げた。
S「・・・ありがとう。」
ありゃ、翔さんって・・・
潤くんを優しく見つめる目が、いつもより熱っぽい気がしてドキっとした。
それにしても・・・
大体なにがあったか分かったけど、困ったもんだなぁ。
嵐の真面目ツートップの2人。
ややこしい事になってそうだよ?