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Baby love

第2章 問題のありすぎる2人。




A「ピッチ上げすぎ。あんま翔ちゃんイジメんなよ?」



N「答えてなーいっ、」



A「もう・・・分かんないよ。
何も無かったんじゃないの?」



面倒くさそうに答えた雅紀に、ニノが怒り出した。



N「はぁ?本気?あーばさんたら俺と付き合ってるくせにわかんないわけ??」



A「えー・・・・・」



かなり面倒くさい酔い方をしてるニノに、雅紀も困惑顔だ。



N「ねぇ、翔さん。もし、潤くんが俺みたいに甘えてきたらどう思う?」



そっと肩に寄り添ってニノが俺を上目で見つめる。



S「えっ・・・」



潤が俺にしなだれかかってきたら・・・



N「こうやって、撫でられたら?」



俺の太ももをスルリと撫でて妖艶に笑う。



潤がニッコリ笑いながら俺の太ももを・・・



S「俺、おかしいのかな。」



見てみたい、俺に甘える潤を・・・



N「ふふ、おかしくないよ?」



ヘラヘラと笑って俺に絡みつくニノ。
慌てて引き剥がして雅紀を見る。



S「雅紀っ悪い、そんなつもりは・・・」



A「・・・良いよ。わかってる。」



苦笑いでふにゃふにゃのニノを見つめる雅紀。



S「大丈夫か、こんな酔ってて。」



ちゃんと帰れるのか、という意味で聞いたつもりだったんだが。



A「大丈夫だよ、にのが酔ってる分には何も問題ないよ?
むしろそっちのが良い声で鳴くし。」



S「・・・そうか。」



雅紀、お前やっぱエロいな。




A「翔ちゃんて、松潤の事好きなの?」



受け取ったニノを抱いて胸におさめながら、雅紀がサラッと言った。



S「へ?!」




好き・・・?



俺が、潤を・・・?







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