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Baby love

第19章 潤くんの大ピンチ。




M side



M「・・・色っぽい顔。」



上から見下ろす翔くんもカッコ良いな。



S「・・・・・初めてが玄関はイヤだ。」



M「え?」



ウルウルと涙目になってきた翔くん。
むにっと口を結ぶ表情がなんとも情けなくて可愛い。
もしかして、俺が本気で翔くんを抱くつもりだと思ってるの?!



M「ぷっ・・・あはははははっ!!」



S「・・・何で笑うんだよ?!」



ダメだ!!
堪えらんない・・・!!
可愛いすぎる!!



M「ゴメっ・・・、だって、
随分しおらしくなるんだもん!」



S「っ!!」



M「俺って演技うまいんだな。
ちょっとからかうつもりだったんだけど・・・」



S「はぁ?!」



M「俺のために、覚悟決めてくれちゃったんだ?」



押し倒したまま、もう1度キスをする。
ああもう、この唇、やみつきになっちゃう・・・



S「んぅっ、お前っ・・・!
本気でビビっちゃったじゃねーか!!」



真っ赤になって怒る翔くんがたまらなく可愛い。



S「どけ!俺が押し倒す!!」



起き上がろうともがくので、押さえる手に力をこめた。



M「まだ良いじゃん。
どうせ後で俺アンアン言わされちゃうんだろ?
今は可愛い翔くんを見させてよ。」



ちょっとエッチな事言って、優位に立ったつもりだったのに・・・



S「・・・なるほど。
潤が上になってヤるのも有りだな。」



M「はぁ?!」



S「今日は騎乗位してみるか!!」



M「・・・嫌だよ、バカっ、」



結局俺が真っ赤にさせられるんだもんな。



S「ほら、キスしてくれよ。」



いつも俺がするみたいに、首に腕をまわしてキスのおねだりをする翔くん。
ふっくらした唇が俺を誘ってる。



そのセクシーな唇に吸い込まれるように
キスをしようとした瞬間・・・



ガチャンっと玄関のドアが開かれた。












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