テキストサイズ

Baby love

第22章 黒猫末ズ。



M side



N「自分で脱ぐのがイヤなら、
脱がせて♡って言ったら良いじゃん。」



M「言えるか!!」



語尾にハートマークつけて甘えるなんて絶対ムリ。



N「翔さんってマニアックそうだもんなー。
ピュアな潤くんは大変だね・・・」



M「・・・・・」



やっぱり翔くんって変態なんだ。
カズが言うくらいだもんな。
俺ついていけるかな・・・



N「ぷっ・・・」



M「・・・なんだよ。」



N「そんな悩まなくて良いじゃん!
なんか要求されてもイヤなら断れば良いんだから。
ま、断れないだろうけど♡」



M「・・・分かってんなら言うなよ。
俺ホント抱かれる側向いてない気がする・・・
翔くんに下手だって思われてそうで、結構本気で悩んでんだけど・・・」



今まで抱いてきた女の子達もこんな不安を抱えてたんだろうか。
だとしたら、全く気付いてあげられなかった罰が今きてるんだきっと。



N「お、いつものネガティブ潤くんに戻った。」



M「・・・」



N「冗談だってば!」



M「カズって上手そうだもんな・・・」



エロいし、甘え上手だし、テクニックありそう・・・



N「ふふふ・・・教えてほしい?
相葉さんをどうやって気持ち良くさせてるのか・・・♡」



不敵に笑ったカズが、俺の手を取って、指を口に含む。
冷えた指先がカズの熱い舌に絡められて、思わずビクリと体が震えた。



M「カズ・・・っ、」



唇を窄めて、指を数回上下させてからユックリと引き抜く。
その動きはまるで・・・



N「フェラと一緒♡」



M「・・・エロ。」



N「指舐めたら、絶対興奮するよ?
人差し指をこうやって・・・」



また口に含んで、ジュルジュルと舐める。
舌の動きがいやらしい。
潤んだ瞳で見つめられながら舐められると、カズが相手なのに下半身に熱が集まってくる。



M「もう良いって、カズ、」



N「んふふ♡潤くんもやって。」



目の前に差し出されたカズの可愛い手。
人差し指だっけ・・・



パクリと咥えて、カズを見ると嬉しそうに笑っていた。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ