テキストサイズ

Baby love

第1章 まさかの関係?




M side




車に走り寄ると、中からドアを開けてくれる。



S「随分薄着だな?!寒くないか?」



M「平気。どこ行くの?」



随分機嫌が良さそうだ。
翔くんの機嫌の良し悪しは声の大きさですぐ分かる。



ふふふ、機嫌良いと声が大きくなるんだよな。



S「何食いたい?あっさり和食でもどうかと思ってんだけど。」



ユックリと走り出しながら、何件かピックアップされたお店をスマホで見せてくれた。



M「あ、ココ聞いたことある!
行ってみたかったんだよね。」



S「じゃあそこにするか。」



結構な高級店だけど良いのかな。



S「そこは料理も酒もうまいぞ〜。」



え、行った事あるんだ。
さすが櫻井翔・・・



M「でも今日は飲めないじゃん。」



S「そうなんだよな〜!
車置いてくりゃ良かったかな〜!
明日休みだし・・・」



M「え!明日休みなの?!」



知らなかった。
せっかくの休みの前日に俺なんかと遊んでて良いんだろうか。



S「お前も明日は昼からだろ?
ユックリ飲み会にでもすりゃ良かったなぁ。」



相変わらずメンバーのスケジュールを把握してるのがスゴイ。
でも・・・



M「俺も明日休みだよ。」



S「は?!まじで?!」



M「うん、急にスケジュール変更になったんだ。」



変更まではさすがに把握できないよな。
何だか悔しそうな翔くんがおかしい。笑



S「まじかよ〜!さっき電話で言えっての!
あー、急に酒飲みたくなってきた。」



M「ふふ、まだ時間早いし。
翔くん家に1回車置きに行く??」



S「そーだなー・・・」



翔くんて案外面倒くさがりなんだよな。
ホントに早くお酒が飲みたくなってきたんだろう。笑



ストーリーメニュー

TOPTOPへ