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Baby love

第1章 まさかの関係?




M side




M「それか、翔くん家で飲む?」



S「え?!」



驚いた顔でバッと俺に振り向いた。



M「あ、翔くんがイヤじゃなければ。」



S「イヤじゃないよ!お前はそれで良いの?
高級な料理は出せないぞ?」



M「いらないよ。笑
早く飲みたいんでしょ?適当にお酒とつまみ買って行こ。」



S「おっけーい!」



M「簡単なので良かったら俺作るけど。」



S「調理する器材がない。」



M「・・・え?」









S「散らかってるけど、どうぞー。」


調理する器材がないと聞いてイヤな予感はしたんだ。
たぶん、殆ど家に居ないんだろう。



M「翔くんて、あんま家に帰らないの?」


S「寝に帰るだけだな。外食ばっかだし。」



やっぱり。
それにしたって散らかり過ぎだと思うけど・・・
大事な仕事の資料まで散乱してるよ。



S「あ、部屋汚い?今日はまだ片付いてる方なんだけどな。」



M「・・・翔くん。」


S「ん?」


M「1時間ちょうだい!」


S「へ?!」



戸惑う翔くんを構う暇も無く、整理整頓から始める。
掃除してないどうこうじゃない。
物が多過ぎるんだこの部屋は!!



あらかた物を片付けたあと、掃除に取りかかった。
掃除道具は一応揃ってて良かった。



とりあえずリビングと廊下を掃除してあっという間に1時間が経ってしまった。



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