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Baby love

第6章 キスしようよ。




A「それはまじでゴメン!」



N「だってぇ・・・相葉さんが、
“俺の機嫌取ってみろ”ってムリヤリ・・・」



A「はぁ?!」



うるうるの瞳で、潤の腕に抱きついて甘えるニノ。
潤の目がキラリと光った。



M「へぇ・・・相葉ちゃんて結構ハードなんだ?
詳しく聞きたいなぁ。」



A「待って俺ムリヤリなんかしてないって!」



雅紀を無視して、甘えるニノの頭をよしよしと撫でてそっと頬に手を滑らせて添えると、至近距離で囁くように問いかける。



M「男同士って、気持ち良いの?」



S「ぶっ・・・」



なななななななななに言ってんだ潤!!
もう酔ってんのか?!



N「んふっ♡気になる??」



至近距離のままで、ニノが潤を見つめる。
首をコテンと傾げる仕草は可愛いのに、瞳は色っぽく揺れていてなんともエロい。



M「まぁ・・・こんだけカズが可愛くなるんだし?
ちょっと興味あるかも。」



ニヤリと笑ってニノの腰を引き寄せた瞬間。



N「えいっ♡」



M「うわっ!!」



潤の胸に飛び込んだかと思えば、こちょこちょと脇腹を擽るニノ。



M「ちょっ、またお前っ・・・あははははははっ!」



大人2人が暴れられるほど広くない個室。
壁にゴンっと頭を打ちながら潤が笑い転げる。



N「潤くんココ弱いよねー、敏感なんだからもう♡」



潤に跨ってイタズラっぽく笑うニノは楽しそうだ。
息を切らせながら、反撃しようと暴れる潤。
ニノ相手だと無邪気に笑う潤も可愛い・・・
ヤバイ、ずっと見てられるこれ。



M「良い加減にしろってのっ!」



N「わっ・・・」



擽り続けられていた潤が、ニノの隙をついて腕を取ると、グルっと体勢を入れ替えた。
逆に押し倒される形になったニノが、むっと口を結んで潤を見上げる。



N「あーあ、可愛い潤くんもうちょっと見たかったのに。」



M「誰が可愛いんだっつの。
・・・覚悟しろよ、カズ。」



ニヤリと笑って、潤がニノの体に手を伸ばした。



N「や、ちょっと待ってっ・・・きゃははははははっ、」



今度はニノが擽られて笑い転げている。
顔を赤くして涙目になっているニノ・・・
これはヤっバイ。







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