Baby love
第7章 触れる。
M「良いよもう。翔くんがしてくんないなら着替えない。
このまま寝る。」
拗ねた!!
可愛い。すげー可愛い。
S「・・・良いよ。着替えさせてやる。」
俺もベッドへ上がると、寝転んでいる潤に跨った。
見下ろすと気まずそうに視線をそらす。
自分で言ったくせに恥ずかしがんなよ・・・俺が照れるじゃねーか!
ユックリと、潤のシャツへ手を伸ばす。
やべぇ、緊張する。
ボタンをひとつずつ外して、スルリと手を中に滑り込ませた。
肩を抜こうとしたところで、潤が突然起き上がる。
M「待って・・・やっぱ良い!
自分で着替える!!」
S「・・・はぁ?」
潤に跨ったままポカンとする俺を真っ赤な顔で睨むと、ゴソゴソと俺の下から抜け出した。
待て待て、なんでだ?!
まさか、俺がちょっと興奮してるのバレた?!
だって仕方ないって!!
だってベッドの上で潤の服脱がすなんて平常心でいれるわけねーじゃん!!
背中を向けた潤が自分でシャツを脱いでいく。
程良い筋肉のついた綺麗な背中・・・
男のくせにくびれた腰。
やべぇ。
最高の眺めなんだけどこれ。
松本潤ストリップショーとか思った事バレたら俺殺されるな。
あと・・・頼むから大人しくしててくれ俺の息子よ。
このままだと誤魔化しきれないくらいに反応しそうだった俺は、もっと眺めていたい気持ちを我慢して目線をそらした。