
Baby love
第8章 伝いたい気持ち。
N「気付いてんでしょ?潤くんの気持ち。」
S「・・・なんとなく。」
たぶん、俺と同じ気持ちなのかなとは思う。
N「逃げる気?」
S「まさか!!俺だって同じ気持ちだよ!!」
思わず声を荒げると、ニノが驚いた顔をした。
そして、嬉しそうに笑う。
N「・・・へぇ?」
O「ついにカップルが2組か・・・」
N「大野さん寂しがんないで?」
O「ニノ、今日は飲みに付き合えよ。」
N「ええ〜、どうしよっかなぁ。」
O「たまには俺に構え!」
N「んふふ、じゃあ美味しいお酒奢ってね?」
O「おお、好きなだけ飲め。」
N「わぁい♡大野さん大好き♡」
S「イチャつかないでくれる?!」
俺と潤の話してたよね?!
なぜここがイチャつきはじめるんだ!!
N「なによ、まだ何かあるの?」
S「・・・いや、別に・・・」
見合いの話は伏せてた方が良いかな。
潤にバレても面倒だし・・・
N「・・・なに隠してやがる。」
S「へ・・・?」
N「正直に言わないと、潤くんに言うよ。」
S「な、何を・・・」
N「翔さんに襲われたって。
ムリヤリ押し倒されて、チューされたって。」
S「はぁ?!んな事してねーよ!」
N「でも俺の言う事なら信じちゃうだろうなぁ。
翔さんドン引きされて嫌われちゃうだろうなぁ。」
ついでに相葉さんにも嫌われるよ、とニヤリと笑って言うニノ。
まじで俺よりニノの言葉のが信用されそうなのが情けない!!
S「待て!・・・話す。
だが潤には内緒にしてくれ。」
N「は?何で?」
S「嫌われたくないの!!」
N「はぁ?」
怪訝な顔で俺を見るニノと智くん。
ややこしいんだよ色々と・・・
でも、2人からアドバイスを貰えるかもしれない。
少し期待しながら、これまでの経緯を話した。
