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寺院~気象系中・短編集~

第2章 僕の恋人はレイプマン【山】

強盗目的だと思っていたが違った。

その男は俺のズボンを下着と一緒に勢い良く脱がした。

智「え!ちょっっ!」

「うるせぇ!大人しくしてろ!」

ナイフのせいで抵抗できずされるがままだった。

智「(死ぬ前に見知らぬ男咥え込むのか…)」

やっと死ねると思い冷静だった。
別に最後ぐらい欲望のはけ口として役に立って死んでもいいかとまで思っていた。

が...

...
......

ケツに痛みが無かった。
俺は恐る恐る振り向いた。

「...ちくしょう」

智「ぷっ」

「わ、笑うな!」

智「ぷっくっ...」

「笑うなって言ってんだろうが!」

智「あははは!お前、た、勃たねぇのに犯そうとしてんじゃねーよ(笑)」

「うるせぇ!」

智「もういいって(笑)ナイフ置けよ酒しかねーけどあがれよ」

「...」

そいつはレイプマン。
不能なレイプマン。

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