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俺の名前は櫻井翔。
大手広告代理店に務める所謂エリート。

顔も頭も100点。
身長はまぁ90点としておこう。

会社では男女問わず熱い眼差しで見られる。
悪い気はしない。

こんなにモテモテのエリートだけど恋人はいない。
俺によってくるやつは金と顔目当て。
辟易する。

智「翔く～んお疲れ様！」

今話しかけてくれたのは同期の大野智。
俺のようなエリートではないが営業成績は俺より上。つまりトップ。
この人にだけは敵わないと思ってるし、俺の一番の理解者だ。

翔「智くん！お疲れ様！もう今日はあがり？」

智「うん！だからこれから和と出かけんの♪」

翔「ラブラブだね」

智くんは二宮和也といゆう男と付き合っている。
俺はそんな世間の目なんて気にしない智くんが好きだ。

智「翔くんはまた独り寝？(笑)」

翔「余計なお世話だよ(笑)」

智くんの様ないい友達もいる俺は全てにおいて完璧なはずなのだが、実家をでて気付いた苦手なことがある。

それは...




家事だ。