
FRIENDs -ars短編集-
第2章 1つの嫉妬 S×M
Sサイド
相葉くんの作戦…!?
最初聞いたときは、まさかって思ったけど
潤の話を聞くかぎり本当らしい。
俺、そんな単純な作戦に引っかかってたの…
まじダセェ…(笑)
「うわまじかぁ~、相葉くん?
ちょっとショック~(笑)」
「ちょっとそれ相葉くんに失礼だよね(笑)」
そんな話をしながら、
俺たちは起き上がってリビングに向かった。
ドアを開け2人廊下を歩いていると、
その途中で潤が急に俺の方に顔を寄せてきた。
俺は潤の発する声に耳を傾ける。
「…ありがと、ね。」
それだけ言うと潤は俺の手をとり
短い廊下を小走りした。
その潤の軽い足取りを見てピンときた。
たぶん、いつもより腰が痛くないんだろう。
後ろ姿だけどそれがよくわかる。
夜中のうちにナカから白濁を掻き出したり
腰を温めたりしていたからだと思う。
昨日結構激しくしてしまったから、
元気そうな姿を見てつい表情が和らぐ。
「あ。」
ドアに手をかけ先にリビングに入った
潤が、何かを見てそう漏らす。
俺もリビングを覗くと、そこには
冷めきった潤のグラタン。
それを見て潤は眉を下げる。
「…どうしよ…」
そう言って俺を見た。
少し声が震えているようにも聞こえた。
俺は前を向く。
「俺お腹空いたなー?
チンしたらいいんじゃないかなー?」
言いきってから潤を見ると、
明らかに嬉しそうな顔をして
グラタンを手にキッチンへ走る。
俺は椅子に座って、
電子レンジの前でニコニコしてる潤を眺めた。
電子レンジからグラタンを取り出して、
もうそろそろかなと思ったら
何やら潤はまだ何かしているようだ。
それから数分後、潤はグラタンを持って
スープと一緒にテーブルの上に置いた。
「うまそー!いただきます!」
両手を合わせて言って、
フォークを手に取りグラタンを食べた。
「あちっ……うんまい!!」
「ホントに!?よかった~!」
潤の方に笑顔を向けると
嬉しそうに頬を染めていた。
ふと潤の手が俺の顔に伸びてくる。
「ふふ。…ついてるよ。」
潤は俺の口元に付いていた
クリームを親指ですくい、自分の口に運ぶ。
目が合って、2人そろって笑みを零した。
相葉くんの作戦…!?
最初聞いたときは、まさかって思ったけど
潤の話を聞くかぎり本当らしい。
俺、そんな単純な作戦に引っかかってたの…
まじダセェ…(笑)
「うわまじかぁ~、相葉くん?
ちょっとショック~(笑)」
「ちょっとそれ相葉くんに失礼だよね(笑)」
そんな話をしながら、
俺たちは起き上がってリビングに向かった。
ドアを開け2人廊下を歩いていると、
その途中で潤が急に俺の方に顔を寄せてきた。
俺は潤の発する声に耳を傾ける。
「…ありがと、ね。」
それだけ言うと潤は俺の手をとり
短い廊下を小走りした。
その潤の軽い足取りを見てピンときた。
たぶん、いつもより腰が痛くないんだろう。
後ろ姿だけどそれがよくわかる。
夜中のうちにナカから白濁を掻き出したり
腰を温めたりしていたからだと思う。
昨日結構激しくしてしまったから、
元気そうな姿を見てつい表情が和らぐ。
「あ。」
ドアに手をかけ先にリビングに入った
潤が、何かを見てそう漏らす。
俺もリビングを覗くと、そこには
冷めきった潤のグラタン。
それを見て潤は眉を下げる。
「…どうしよ…」
そう言って俺を見た。
少し声が震えているようにも聞こえた。
俺は前を向く。
「俺お腹空いたなー?
チンしたらいいんじゃないかなー?」
言いきってから潤を見ると、
明らかに嬉しそうな顔をして
グラタンを手にキッチンへ走る。
俺は椅子に座って、
電子レンジの前でニコニコしてる潤を眺めた。
電子レンジからグラタンを取り出して、
もうそろそろかなと思ったら
何やら潤はまだ何かしているようだ。
それから数分後、潤はグラタンを持って
スープと一緒にテーブルの上に置いた。
「うまそー!いただきます!」
両手を合わせて言って、
フォークを手に取りグラタンを食べた。
「あちっ……うんまい!!」
「ホントに!?よかった~!」
潤の方に笑顔を向けると
嬉しそうに頬を染めていた。
ふと潤の手が俺の顔に伸びてくる。
「ふふ。…ついてるよ。」
潤は俺の口元に付いていた
クリームを親指ですくい、自分の口に運ぶ。
目が合って、2人そろって笑みを零した。
