
FRIENDs -ars短編集-
第2章 1つの嫉妬 S×M
Sサイド
相葉くんの作戦だったとはいえ、
潤と久しぶりヤれたんだしいいかな?
ていうか逆に、相葉くんに感謝しなきゃ(笑)
あ、そうだ…
確か相葉くんは、ニノと付き合ってたはず…
「ねぇ、潤…」
「ん?」
「相葉くんにお礼しよっか。あれ。」
そう言って俺が指差したのは、
去年買ったけどサイズが合わなかった服。
それが入った箱を改めて開けて出してみる。
潤最近少し痩せたし、もしかしたら
と思って潤の体に当ててみる。
「…っひゃ…」
俺の指先が首筋に当たって、
潤は身体を震わせる。
「あれ…?まだビヤク効いてる??(笑)」
「ちょ、ちょっとくすぐったかった
だけだもん…」
だもん…って、俺を悶え死なせる気か!
そんな煩悩を振り払って、本題に戻る。
その服はやっぱり潤の身体には合わなくて。
ニノなら潤より小さいから入ると思う。
むしろ、ブカブカなくらい。
「…ニノなら入りそうだね。
うん、これ相葉くんにあげよう!」
「そうだね。ニノ、きっと似合うよ。」
じゃなきゃ俺が着る羽目にって
潤がこっそり呟いたのが聞こえた。
でも、聞こえてないふりをして
「ん?」
と聞き返した。
潤は焦ってなんでもないなんて言ったけど、
なんかバレバレ(笑)
そんな潤もやっぱり可愛い。
俺なんかよりずっと。
その思いは胸に秘めたまま、
服をカバンに詰め、一緒に仕事場へ向かった。
楽屋のドアを開け、今日も一緒に挨拶をする。
俺達は目を合わせて相葉くんの方へと向かう。
「相葉ちゃん、昨日ありがとね。
作戦、大成功だったよ。」
「でしょ!よかったね~抱いてもらえて(笑)」
最後の部分はやや小さめに言った相葉くんに
潤は満面の笑みを向けて頷く。
少し嫉妬する。
相葉くんを少し睨むと、相葉くんは
俺に向かって堂々と言った。
「翔ちゃん?これでも松潤、
すっごい寂しがってたんだからね?
これからはちゃんと気付いてあげてね!」
その言葉を聞いて、潤の顔を見て初めて、
どれくらい寂しい思いをさせていたか、
身に染みてわかった。
瞳の奥に映った、寂しかったって本音。
申し訳ない気持ちが沸き上がってくる。
「ごめん、潤…」
そう言って大切なものを扱うように
しっかりと潤を抱き締めた。
相葉くんの作戦だったとはいえ、
潤と久しぶりヤれたんだしいいかな?
ていうか逆に、相葉くんに感謝しなきゃ(笑)
あ、そうだ…
確か相葉くんは、ニノと付き合ってたはず…
「ねぇ、潤…」
「ん?」
「相葉くんにお礼しよっか。あれ。」
そう言って俺が指差したのは、
去年買ったけどサイズが合わなかった服。
それが入った箱を改めて開けて出してみる。
潤最近少し痩せたし、もしかしたら
と思って潤の体に当ててみる。
「…っひゃ…」
俺の指先が首筋に当たって、
潤は身体を震わせる。
「あれ…?まだビヤク効いてる??(笑)」
「ちょ、ちょっとくすぐったかった
だけだもん…」
だもん…って、俺を悶え死なせる気か!
そんな煩悩を振り払って、本題に戻る。
その服はやっぱり潤の身体には合わなくて。
ニノなら潤より小さいから入ると思う。
むしろ、ブカブカなくらい。
「…ニノなら入りそうだね。
うん、これ相葉くんにあげよう!」
「そうだね。ニノ、きっと似合うよ。」
じゃなきゃ俺が着る羽目にって
潤がこっそり呟いたのが聞こえた。
でも、聞こえてないふりをして
「ん?」
と聞き返した。
潤は焦ってなんでもないなんて言ったけど、
なんかバレバレ(笑)
そんな潤もやっぱり可愛い。
俺なんかよりずっと。
その思いは胸に秘めたまま、
服をカバンに詰め、一緒に仕事場へ向かった。
楽屋のドアを開け、今日も一緒に挨拶をする。
俺達は目を合わせて相葉くんの方へと向かう。
「相葉ちゃん、昨日ありがとね。
作戦、大成功だったよ。」
「でしょ!よかったね~抱いてもらえて(笑)」
最後の部分はやや小さめに言った相葉くんに
潤は満面の笑みを向けて頷く。
少し嫉妬する。
相葉くんを少し睨むと、相葉くんは
俺に向かって堂々と言った。
「翔ちゃん?これでも松潤、
すっごい寂しがってたんだからね?
これからはちゃんと気付いてあげてね!」
その言葉を聞いて、潤の顔を見て初めて、
どれくらい寂しい思いをさせていたか、
身に染みてわかった。
瞳の奥に映った、寂しかったって本音。
申し訳ない気持ちが沸き上がってくる。
「ごめん、潤…」
そう言って大切なものを扱うように
しっかりと潤を抱き締めた。
