
FRIENDs -ars短編集-
第1章 一方通行 O×N
Oサイド
家に人をあげるって、
こんなに緊張するものだっけ…
いや、ニノだからこそだ。
ドキドキして収まらない。
後ろからとことこついてくるニノ。
それさえも可愛くて仕方がない。
あぁ…俺これから告白するんだ…
「大野さん、なんで大野さん家来たの?
俺ん家じゃダメだったの?」
急に話しかけられては体が跳ねる。
ニノ、怒ってるのかな…
俺は変に冷静で、そんな俺とは逆に
ニノがなぜか焦っていた。
「いや、あの。うん。
ニノ、俺ん家来たことなかったなと思って。」
「…それだけ?」
それだけ、なのかな…
俺は今から告白するわけで、
それなら俺ん家の方がいいかなと思って。
なんて言えるわけがない。
「あのさ、ニノ。」
「…なに?」
俺は何を話していいのかわからなくて、
ソファに座った。
それに続けてニノも横に座ってきた。
「…ニノはさ、なんで俺と、
そういうことするの…?」
口から出たのはそんな冷たい言葉だった。
ニノはそれを聞いて立ち上がった。
「…じゃあ、じゃあさ…!
…大野さんはなんで俺とするの…?」
そう言った声は聞き取れないくらい小さくて、
…震えてた。
ニノはもう正気を失っていて、
俺と目を合わせようともしなかった。
焦点が合ってなくて、いつもと様子が違った。
「そうだよね。答えられないよね…!
…大野さんは、翔さんが好きなんだから…!」
…へ?
「ちょ、ちょっと待って?」
「待たないよ!!大野さんのバカ!!!!」
ニノはそれだけ
言い残して寝室にこもってしまった。
俺が翔くんのこと好きって…
どうゆうことだよ…
俺が好きなのは、
ニノしか、いないのに…
家に人をあげるって、
こんなに緊張するものだっけ…
いや、ニノだからこそだ。
ドキドキして収まらない。
後ろからとことこついてくるニノ。
それさえも可愛くて仕方がない。
あぁ…俺これから告白するんだ…
「大野さん、なんで大野さん家来たの?
俺ん家じゃダメだったの?」
急に話しかけられては体が跳ねる。
ニノ、怒ってるのかな…
俺は変に冷静で、そんな俺とは逆に
ニノがなぜか焦っていた。
「いや、あの。うん。
ニノ、俺ん家来たことなかったなと思って。」
「…それだけ?」
それだけ、なのかな…
俺は今から告白するわけで、
それなら俺ん家の方がいいかなと思って。
なんて言えるわけがない。
「あのさ、ニノ。」
「…なに?」
俺は何を話していいのかわからなくて、
ソファに座った。
それに続けてニノも横に座ってきた。
「…ニノはさ、なんで俺と、
そういうことするの…?」
口から出たのはそんな冷たい言葉だった。
ニノはそれを聞いて立ち上がった。
「…じゃあ、じゃあさ…!
…大野さんはなんで俺とするの…?」
そう言った声は聞き取れないくらい小さくて、
…震えてた。
ニノはもう正気を失っていて、
俺と目を合わせようともしなかった。
焦点が合ってなくて、いつもと様子が違った。
「そうだよね。答えられないよね…!
…大野さんは、翔さんが好きなんだから…!」
…へ?
「ちょ、ちょっと待って?」
「待たないよ!!大野さんのバカ!!!!」
ニノはそれだけ
言い残して寝室にこもってしまった。
俺が翔くんのこと好きって…
どうゆうことだよ…
俺が好きなのは、
ニノしか、いないのに…
