
×××だけのプリンス
第2章 S&N+O 次の標的(ターゲット)
何だか眩しくて目を開けると
いつもの見慣れた天井。
ベッドの上にニノの姿はなく、
全裸で寝転がっているのは俺1人。
その空間にはまだ、
ニノの匂いと昨日の形跡が残っている。
とりあえず風呂に入って
服を着替えて、それからリビングに向かう。
ドアを開けるとそこにもニノの姿はなく
帰ったんだと気付く。
まぁ、当たり前だと思う。
メンバーの家で飲んでたら、
いきなり襲われんだもんな。
俺も少しはニノの気持ちを考えようとしたけど
やっぱり、この欲望に
打ち勝つものなんてなかった。
“メンバーを全員支配する。”
それが俺の目的であり、欲望だ。
この気持ちを、もう抑えられない。
始めてしまったからには絶対に成功させる。
そして、全員めちゃくちゃに犯してやる。
なんて、言い過ぎかな…
俺は頭を冷やすために冷蔵庫からお茶を出す。
でも、やっぱりどこかボーッとしていて
ついお茶をこぼしてしまう。
慌てて布巾でふいて、ふと手を止める。
いくら頭を冷やしたって、
俺はメンバーが好きで。
だから、余計に
“抱きたい”
という気持ちが強くなる。
それの対象がメンバー全員なだけであって
浮気とか、そういうのとはまた別。
この何なのかわからない
黒い感情に揺さぶられている間に
時計は10時を指していた。
今日の仕事は11時から。
15時からはニノとも雅紀とも
他の2人も一緒だ。
ニノと雅紀はもう手に入れた。
次は、大野智。
あいつが次の標的(ターゲット)だ。
身支度をしながら
頭の中で分刻みの予定を立て
10時半には、マネージャーの車に乗り込んだ。
いつもの見慣れた天井。
ベッドの上にニノの姿はなく、
全裸で寝転がっているのは俺1人。
その空間にはまだ、
ニノの匂いと昨日の形跡が残っている。
とりあえず風呂に入って
服を着替えて、それからリビングに向かう。
ドアを開けるとそこにもニノの姿はなく
帰ったんだと気付く。
まぁ、当たり前だと思う。
メンバーの家で飲んでたら、
いきなり襲われんだもんな。
俺も少しはニノの気持ちを考えようとしたけど
やっぱり、この欲望に
打ち勝つものなんてなかった。
“メンバーを全員支配する。”
それが俺の目的であり、欲望だ。
この気持ちを、もう抑えられない。
始めてしまったからには絶対に成功させる。
そして、全員めちゃくちゃに犯してやる。
なんて、言い過ぎかな…
俺は頭を冷やすために冷蔵庫からお茶を出す。
でも、やっぱりどこかボーッとしていて
ついお茶をこぼしてしまう。
慌てて布巾でふいて、ふと手を止める。
いくら頭を冷やしたって、
俺はメンバーが好きで。
だから、余計に
“抱きたい”
という気持ちが強くなる。
それの対象がメンバー全員なだけであって
浮気とか、そういうのとはまた別。
この何なのかわからない
黒い感情に揺さぶられている間に
時計は10時を指していた。
今日の仕事は11時から。
15時からはニノとも雅紀とも
他の2人も一緒だ。
ニノと雅紀はもう手に入れた。
次は、大野智。
あいつが次の標的(ターゲット)だ。
身支度をしながら
頭の中で分刻みの予定を立て
10時半には、マネージャーの車に乗り込んだ。
