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×××だけのプリンス

第3章 S&M ファイナルゲーム

ライブの話、ドラマの話、ゲームの話。
くだらないことをいっぱい話した。

もう2人ともだいぶ酔いが回ってきて、
俺はニノの座っている横に腰掛けた。


「ねぇ、ニノ…
こないだおあずけって言ったよね?

あのあとどうしたの?真っ直ぐ家帰った?」


ニノの瞳がグランと揺れ、
そして俺から目を逸らした。


これ…絶対自分でシたな。

俺はそれに確信を持って笑いながら迫った。


でも最後まで何も言わないニノに
俺は少し疑問を持ちながら、
我慢出来なくなり服の中に手を忍ばせた。

その中で手が小さな突起を掠める。


「っ、ぁ…しょおく…」


和は1回も俺とは目を合わさずに
小さく俺の名前を呼んだ。



完全に服を脱がせ、そのままソファの上で
激しくお互いを求め合った。




風呂もすませ、ベッドに2人並んで寝転ぶ。


「なぁ、ニノ…」


話しかけても返事がなく、
顔を覗き込むとすやすやと眠りについていた。


夜に急に呼び出したんだから仕方がない。

俺も眠い。


その眠気に誘われ、俺も深い眠りについた。





翌日、ニノはいなかった。


確かに、今日ニノは朝からロケがあった
と思うけど今はまだ6時半。

仕事の時間にはまだ余裕があるはず。


やっぱり、俺とヤるのは嫌なのか…

そんなことを考えながら
用意したご飯に手をつける。



相葉くんはもう完全に堕ちたけど、
いつかはニノも俺じゃないと
イケなくなる身体になる。

ていうかそういう身体に育てる。


一番の難関は潤だ。

あいつは手強い。


この頃は、昔みたいに
俺にベッタリじゃなくなった。

むしろ、グループの中では
結構変態という位置付けになっている俺を
軽蔑しているんじゃないかと思う。


頭の中で潤を堕とす計画を練っている間に
手に持っていた茶碗は空になっていた。

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