
×××だけのプリンス
第3章 S&M ファイナルゲーム
あの電話の翌日、雅紀に言われた。
「松潤に断られた。ごめんなさい…
でも、何か先約があるんじゃないかな…?」
雅紀の誘いも断ったのか…
なんで…
だって、潤には先約なんてないはずだった。
明日、潤の仲のいい友達は
みんな仕事だから暇だって
飲んでる途中に口からこぼしていた。
「ごめん、じゃあいいや…
代わりに、明日ニノの家に来てくれない?」
雅紀は前と同じように
少し嫌そうな顔をしてから素直に頷いた。
たぶん、断るに断れないのだろう。
雅紀はそういうやつだ。
楽屋に戻ったあと、ニノに耳打ちした。
「明日、潤と飲みに行く約束して…」
目を見開いて俺を見るニノに
うん、と軽く頷いた。
そして智くんには、雅紀と同じく
明日ニノの家に行ってもらうように言った。
少しは嫌がるかなと思ったけど、
意外に容易くOKしてくれた。
俺は楽屋の定位置でみんなを見渡す。
なんだか、全てが俺の思い通りになって
すっごくいい気分だ。
これからは、雅紀も、ニノも、智くんも、
そして潤も。俺の思い通りにするから。
帰る途中に、コンビニに寄って
ネットで注文していた荷物を受け取る。
これを使って潤を…
考えるだけでも口元が緩んできた。
俺は車から降りて早足で自宅へ向かった。
「松潤に断られた。ごめんなさい…
でも、何か先約があるんじゃないかな…?」
雅紀の誘いも断ったのか…
なんで…
だって、潤には先約なんてないはずだった。
明日、潤の仲のいい友達は
みんな仕事だから暇だって
飲んでる途中に口からこぼしていた。
「ごめん、じゃあいいや…
代わりに、明日ニノの家に来てくれない?」
雅紀は前と同じように
少し嫌そうな顔をしてから素直に頷いた。
たぶん、断るに断れないのだろう。
雅紀はそういうやつだ。
楽屋に戻ったあと、ニノに耳打ちした。
「明日、潤と飲みに行く約束して…」
目を見開いて俺を見るニノに
うん、と軽く頷いた。
そして智くんには、雅紀と同じく
明日ニノの家に行ってもらうように言った。
少しは嫌がるかなと思ったけど、
意外に容易くOKしてくれた。
俺は楽屋の定位置でみんなを見渡す。
なんだか、全てが俺の思い通りになって
すっごくいい気分だ。
これからは、雅紀も、ニノも、智くんも、
そして潤も。俺の思い通りにするから。
帰る途中に、コンビニに寄って
ネットで注文していた荷物を受け取る。
これを使って潤を…
考えるだけでも口元が緩んできた。
俺は車から降りて早足で自宅へ向かった。
