君の愛しい玩具
第1章 我が儘な王様
「別に、いいじゃねーかよ!!イトシは、ここに俺と通う!!
これは、決まった事だから!」
僕は、メデル君の強引な言い方に!
つい、イラついてしまった!!
「どうして、メデル君は!いつも、僕に意地悪するんだよ!
高校は、僕の―――…身の丈のあった場所を選んだんたよ?
私立の高天学園なんて――――…僕は、両親に負担かけたく無いんだ…
メデル君だって―――…知ってるだろ?」
僕は、悔しくて…メデル君から距離を開けて―――…うつ向いた…
「―――…チッ!!」
メデル君は、書類を僕の方に投げ…また、舌打ちをして…
足を組み換えた――――…