
君の愛しい玩具
第6章 友達以上…?
だが…花田は、大丈夫だと…その場を動こうとしなかった―――…
「だ、大丈夫です…///後、少しですから…
動く方が……///辛いんで…すみません…」
「………花田…?」
時計を見ると…
後、10分ぐらいで…授業は終わる―――…
花田は、つらそうに…拳で膝辺りを押さえている様に見えた…
「本当に…大丈夫か?」
先生も、花田の顔の赤さに…不安そうにするが…
花田は、大丈夫と…笑って見せた…
潤んだ瞳は…まだ…何かを必死に我慢しているみたいに俺には見える―――…
「……花田…」
「へへへ…ありがとう…長瀬君///」
ドキンッ!!!
やめろ――――…そんな目で…俺を…見ないでくれ!!!!
俺は…辛そうな…花田から…無理矢理…視線を反らした――――…
