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君の愛しい玩具

第1章 我が儘な王様


「ったく!!まだ、やってねーのかよ!」



様子を見に来たメデル君が、キョドる僕と店員を睨みながらフィッティングルームに入ってきた!!




「メデル君!!僕の寸法??計っても…意味がないよ!?


高くて、ハンカチだって買えないよ!」




「ハンカチぐらいなら、イトシにでも買えるって!」






「!メデル君、例えだよ!たとえ!」




ズカズカとフィッティングルームに入ってくるメデル君に、店員さんはうろたえながら部屋の隅にどく―――…





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