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君の愛しい玩具

第8章 本音が聞きたい…


く…苦しい―…



もう、やだ――…捨てられるくらいなら―…



消えたい!!!





「///僕は――…メデル君…しか…知らない…から…


メデル君…に…捨てられたら――…右も…左も…



解らない―――――――…」






僕は…小さいときから…メデル君だけだった…



小学校…中学校と…別々だったけど―――…




メデル君が僕の世界の真ん中だった―――…





「///なっ…何だよ…大袈裟な―――…」





「///大袈裟…じゃ…ないもん…」





「―――…“もん”って―――…今時…女子も子供も言わないぞ…」





さっきまで…怒っていたメデル君の声が…優しいトーンとなっている…




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