君の愛しい玩具
第2章 流され侍… 改め…
話を聞くと…
メデル君とフィッティングルームで話していて…
倒れた――――…との事…
何か…いろいろと、説明はカットされているが…
倒れた僕を…抱き抱えて、メデル君が店から僕を車に乗せて―――…屋敷まで運んでくれたらしい…
「――――メデル様は…車の中でも…イトシ様を抱え…揺れが負担にならないよう…配慮されてましたよ?
それに、車から、屋敷の――――…イトシ様の部屋まで自らお運びになられましたし…
後で、お礼を申しておいた方がよろしいかと―――…」
轟さんは、僕に水を差し出すと―――…
メデル君の僕への行動を絶賛した…
僕的には…つれ回したあげく!倒れる原因はメデル君なのに!!と、ちょっと…ひねくれてみる…