君の愛しい玩具
第2章 流され侍… 改め…
「―――…はぁ?納得だぁ?」
ビクンッ!!
メデル君の、不機嫌な声と……
またもや…無理矢理押し倒される…感覚に!!
僕は、身を固くする!!
「!!納得もなにも、高天学園には全額払ってんだよ!
すでに、イトシは俺に借金した事になってんの!!
納得もへったくれも!ね~んだよ!!
それとも…高天学園辞退して一浪でもするか?
それでも、俺への借金は耳揃えて返せよ?
」
ベッドに押さえつけられ…顔が接触するギリギリでの―――…メデル君の脅し…
こ…怖い…
借金って―――――――…僕が、望んだ事じゃないのに!!!
「///メデル…君…なんで…こんな事…するんだよ…」
僕は、目に涙を貯めて…振るえる…
「―――…何で?何でって――――…決まってるだろ?
イトシ…お前は俺の……
“専属性処理玩具”だからだろ?
玩具は、いつも手元に置いとく主義なんだよ!俺は…」
ゾワッ――――…っと、鳥肌が立った…
「///そ、そんな――――…メデル君…」
メデル君は、…僕を――――…
…そんな風に……見てたの?